『ロベレ将軍』にロベレ将軍が一度も登場しないのと同様に、ダグラス・サークの『心のともしび』では、死んだフィリップ医師の肖像が存在するにもかかわらず、それが観客の目に触れることはありません。フィリップ医師はその不在によってボブの心に「取り憑…
ロッセリーニの『ロベレ将軍』にロベレ将軍は一度も登場しません。つまり、ロベレ将軍は実体のない名前だけの存在、パルチザンがその名前のもとに結束するいわば象徴です。ヴィットリオ・デ・シーカ演じる主人公、詐欺師バルドーネは、ナチスが将軍を捕らえ…
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