2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

清順『陽炎座』

清順の『陽炎座』のラスト、表と裏、生と死、夢と現実の境界上で、幽霊たちによって演じられる操り人形的舞台。そこに出現する幽霊とは、また顔のない子供たちであること。≪Es spukt.≫(「それが亡霊する」、「それが出幻する」)の自動機械性、デリダによれ…