2015-11-14 ホンダワラ 山の小径を 発電所の跡地へ 草叢叩き、石叩き登る 落石で死んだ 宮大工の物語を 海鳴りに、聞きながら ノートいっぱいの 歌謡曲、繰り返す フレーズ、半透明の からだを、船底に 横たえ、歌う ホンダワラ とり違えられた、名を 反芻する