2005-04-23から1日間の記事一覧

せむしの小人

フロイトにとって自我が、幾世代にわたって反復された「多数の自我-存在の残滓を蔵している」「エスが特別に差異化された部分にすぎない」*1ように、ベンヤミンの分身的自我である「せむしの小人」も、太古の昔から<私>の全生涯をカメラのようにたえず見つ…