2005-05-05から1日間の記事一覧

『珈琲時光』

侯孝賢の『珈琲時光』で、一青窈がほとんど横顔から撮られているのは、胎児の横顔として捉えられているからでしょう。一青自身が一人の胎児であり、その一青の中にも胎児がいて、外界のもの音に耳を澄ましている。踏み切りの警鐘の音、車のドアを閉める音、…